Craftsman
ものつくりへの想い
世界一履き心地の良い靴を作るには、
靴作り50年以上の職人の想いが不可欠
靴をまとめ上げる組み立ては、長年の経験から生み出される職人技が必要です。
1日に20足程しか作れない丁寧な作業で組み立てをしています。
革の厚さ・伸びは1枚の革でも部位によって異なり、流れ作業の様に機械的な作業では出来上がった物にバラツキが生まれてしまいます。
クルンの工房では、熟練の職人が手作業で1点ずつ革の手触りや引っ張った感覚など、経験を元に左右を微妙な感覚で揃え仕上げて行きます。
靴作りは職人がトンカチで叩いているイメージがありますが、引っ張る・叩く・削るなどの力仕事が多く、手や指が汚れたりもするので、もの作りが本当に好きでなければ続かず、仕事に真っ直ぐ向き合える人でないと良い靴は作れません。
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「10代の頃の丁稚奉公(でっちぼうこう)から50年以上靴を作っていても、1枚1枚の革の特徴が違って毎回違う工夫をしなければならない…本当に靴は生き物だと感じます。
両足が揃って初めて靴になるので、その姿が美しく仕上がるのは非常に難しいですが、難しいからこそやりがいがあるものです。」
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